早いもので4月も最終週となりました。
新型コロナウィルス感染者の急増により、4月半ばから訪問監査から急遽リモート監査へ切り替えを行うなど、関西支部でも感染症予防対策を徹底しながら業務をしています。
4月前半、まだ各地への訪問が可能だった際にとある実習実施者へ訪問させていただき、とても感動的なコメントをいただきましたので紹介させていただきます。
建設系の企業様で2期生まで、フィリピンより受け入れをしてくださっている企業様です。いつも監査の対応をしてくださっている方より、「実習生は私たちの宝物です」というお言葉をいただきました。
実習生を受け入れるまでほとんど外国人とは接したことがなく、ある企業様の紹介で恐る恐る受け入れてみた1期生がとても優秀で、いまでは会社になくてはならない存在になっているそうです。そのため2期生も受け入れいただきました。2期生も初めは全くの建設初心者でしたが、実習2年目となる今では社長の右腕となって実習を行っています。日本語も1期生以上に上手になりました。
実はこの「宝物」という言葉は、実習実施者だけではなく、同社の実習生も使っていた言葉でした。「この会社に出会うことができたのは僕の人生にとって一生の宝物です」と私に教えてくれました。
まさに相思相愛。お互いがお互いを尊重しあい、大切にしあってとてもうまく実習が進められています。
実習生の雇用は、日本人を雇用するのとまったく同じです。会社にとっても実習生にとっても、WINWINになるような関係を築くことが、長期の雇用につながります。
最近はウェブ面接で採用試験を行い、対面面接ができず、日本に入国まで直接会うことができない場合も増えています。それでも時間をかけ、丁寧に面接を行い、しっかりと対話をすることで、会社にとっても実習生にとっても良い雇用環境を生み出すことができます。そのためのお手伝いを今後もアイフォースは行っていきます。