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実習生の受け入れによって起こる職場内の相乗効果

ゴールデンウィークも終わり、あっという間に梅雨の季節に突入してしまいそうな大阪です。

緊急事態宣言が5月31日まで延長されているため、関西支部では企業様と協議の上、必要に応じてウェブにて訪問指導を行っています。

今回は初めて実習生を受け入れている介護施設の皆様との面談内容をご紹介させていただきます。

こちらの施設では、漢字ドリルを使って実習生と日本語の学習をしていただいたり、週末にも実習生との時間を設けてくださったりしてくださっています。

実習生に日本では先週末は母の日だったよ、というお話をしたところ、インドネシアでは12月が母の日ですよ、という説明をしてくれました。母の日でインドネシアにいる家族が恋しくないですか?と質問したところ、介護施設にいる皆さんが親切で、日本のお母さんたちだと思っています、という風に答えてくれました。

アイフォースではこれまで介護の技能実習生を数名受け入れてきていますが、入国して半年くらいたち、実習に慣れ始めたころによく起こる、「慣れからくる雑な行動」があります。ケアレスミスが発生しやすくなったり、無作法をしてしまう、などです。その話の中で、施設の方から日本人でもよくありますよ、という話になりました。確かに私たちも身に覚えがあるような気がします。

ただ、実習生を受け入れてから、日本人職員の雑な行動が減った、というお話をいただきました。実習生の見本にならなくてはいけない、実習生がよく見ている、という理由から、日本人職員の間でのレベルもアップしているそうです。また日本語についても、雑な日本語を使うと実習生がそのまま真似てしまうので、丁寧な言葉遣いをみんなが心掛けるようになったとのことでした。

介護の現場に限らず、どの業界でも実習生の受け入れによる、相乗効果というのは生まれます。実習生を受け入れることで、会社全体が良い方向に向かうのはとても素晴らしいことですね。

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