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建設就労者

すでに申請受付は終わっている制度ですが建設就労、という資格で建設業で技能実習を満了した実習生が再入国できる資格があります。東京オリンピック開催に向け建設ラッシュが続くと思われることから作られた時限立法です。

建設産業・不動産業:建設分野における外国人材の活用に係る緊急措置(外国人建設就労者受入事業) – 国土交通省 (mlit.go.jp)

特定技能資格がまだ存在しなかった時代は技能実習生2号満了者のの再雇用のためにできる手段は主に3号技能実習、そして建設就労でした。

技能実習の目的は日本で技術を習得し、母国に帰って母国の技術向上に役立てるもの、という国際協力の理念にもとづいたものです。そのため、技能実習生を終えたあとに日本のにまた戻ってくる、というのは若干制度の趣旨から離れたものになるかもしれません。

しかしアイフォースは人の雇用のボーダレス化を目指しています。そのため、世界中の雇用を生み出す機会があるのであればそのために動きます。建設就労資格の活用は技能実習を終えたものの母国に帰り、雇用先を見つけられない実習生たちにとって、新たな雇用機会でした。

先日、アイフォースの技能実習生第2期生として入国し、再入国後、三年間の建設就労を終え、帰国しました。きっとまた戻ってくることを約束してとても晴れ晴れとした笑顔で旅立ちました。

アイフォースでは帰国前に修了式を行います。そこでの修了者のスピーチと受け入れ企業の方のスピーチに感動しました。6年間の日本で生活しただけあり、さすがの日本語での心温まるスピーチ。その中には実習及び就労をしてきた会社への感謝と共に、私たち監理団体への気遣いも口にしてくれました。企業の方のスピーチからも、どれだけ修了者が会社にとって大事な存在でそして今後の活躍も期待しているかを感じるものでした。

何度も書いていますが外国人の雇用は日本人の雇用と同じです。相思相愛であれば職場は活性化し、持続可能なものになります。企業の方が実習生を思う気持ちと実習生の一生懸命な姿がうまくリンクして、継続的な雇用を生み出す素晴らしい例だと思った修了式での出来事でした。

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