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野菜菜園

早いもので前回の監査よりあっという間に3か月たち、10月はアイフォース関西支部の監査月です。

今月も西日本各地の実習実施者を訪問し、実習生たちとの面談を行っています。

長く続いた緊急事態宣言も解除され、アイフォース関西支部メンバーも新型コロナウィルスワクチン接種も完了したため、ようやくある程度の安心感を持って各地へ訪問ができるようになりました。

ワクチンを打ったから万全、というわけではないので引き続き感染症予防対策を徹底して監査等実施してまいります。

さて、技能実習生はさまざまなバックグラウンドを持っています。

原則、技能実習生は日本に来る前に同一職種の職務経験が必要になりますが、技能実習生になる前は家族の事業を手伝っていたり、高校や大学の専門に合わせた仕事をしていたりと現地での経験は様々です。

中でも多くの技能実習生がすでに母国で経験しているのは「農業」といえるかと思います。

農業といっても大規模農園ではなく、家庭菜園のような家族経営の農業を営んでいる家庭がほとんどですが、技能実習に来る前の家族の収入は農業収入だという話を面接ではよく耳にします。

先日、訪問した実習生に週末は何をして過ごしているのか聞いたところ、同時期に入国した技能実習生たちと一緒に土地を借りて共同菜園をしている、という話をしてくれました。

実際に農園にも連れて行ってもらったのですが見事になす、トマト、きゅうり、唐辛子等が育っていて、私が想像していた「家庭菜園」以上の収穫ができている様子を見ることができました。

「先生、日本は野菜が高いから自分たちで作って食べるのが一番ですね」とキラキラした笑顔で話をしてくれている実習生。普段は介護の実習をしています。

母国の実家では同じように家庭菜園をしていたようで、種のまき方やみずやりのコツなども教えてくれました。将来は日本で大きな庭のある家に住みながら介護士として働くことを夢見ているそうです。

 

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